エスペラントとは、どういう言語なのか

海外ほっつき歩きの〈つづき〉を将来やりたい。そのときにエスペラントを使ってできるだけ安上がりの旅をしたいので、エスペラントの学習をひまをみつけてはやっている。とびとびだけど。

大学を卒業するかどうかのころに少しかじって、そのままになっていた。以来、ウン十年、海外で幸運にもエスペランチストと出会ったときに、挨拶くらいはなんとかできるがそのあとが続かない自分が恥ずかしかった。この歳で語学はきついのはわかっている。が、交通事故の記事をかいていても夢も希望もないが、エスペラントには夢がある。旅にともなう楽しさが同居している。

エスペラントがどのような言語なのか、自分自身の覚書のつもりでこの記事を書いていきたい。

文字表記

文字はローマ字表記である。

大文字小文字読み音声記号 大文字小文字読み音声記号
Aa[a]Kk[k]
Bb[b]Ll[l]
Ccツォ[ts]Mm[m]
Ĉĉチョ[ʧ]Nn[n]
Dd[d]Oo[o]
Ee[e]Pp[p]
Ffフォ[f]Rr[r]
Gg[g]Ss[s]
Ĝĝヂョ[ʤ]Ŝŝショ[ʃ]
Hh[h]Tt[t]
Ĥĥ[x]Uu[u]
Ii[i]Ŭŭウォ[w]
Jj[j]Vvヴォ[v]
Ĵĵジョ[ʒ]Zz[z]

中に見知らぬローマ字(「Ĉ」「Ĝ」「Ĥ」「Ĵ」「Ŭ」「Ŝ」の6つ)があるし、エスペラントでは使われないローマ字(「Q」「W」「X」「Y」の4つ)もある。

発音

エスペラントの母音は、a「ア」、e「エ」、i「イ」、o「オ」、u「ウ」の5つである。日本語の音声体系と同じく母音が5つであり、これは日本語話者にとってかなり有利である。それぞれの母音字の発音は、日本語と同じでかまわないらしいが、厳密にいえばどれも違う。

たとえばエスペラントの「[u]は日本語のウよりも、もっとくちびるをつぼめて発音します」(「基礎エスペラント」P6)という具合である。

ただ、その違いにあまりこだわっていたらエスペラントで話すことなどいつまでたってもできそうにないので、日本語のア・イ・ウ・エ・オの発音でかまわないとも聞いた。どんなになまっているとおもわれてもかまわない。なんとか通じればいいのだ。

【日本語と比較した場合の他の特徴】
□アクセントの有無によってあいまい母音化(注)することがない。つねにはっきり明瞭に「アイウエオ」を発音する。
(注)あいまい母音化

□母音の長短の区別はないが、アクセント(つねに後ろから二番目の音節(母音)にある)は、少し長めに発音され、アクセントは強さによる。日本語の高さとは違う。とモノの本にはかいてあるのだが、この説明だけではよくわからないなあ。実際の会話も耳にしないと。

語彙

エスペラントの単語の出自は西洋に偏っており、日本人には学びにくいという批判がある。たしかに、その出自が「ロマンス諸語(フランス語、スペイン語、イタリヤ語など)から75%、ゲルマン諸語(英、ドイツ語など)から20%、スラヴ諸語(ロシア語、ポーランド語など)から5%」といわれる。

「ロマンス語の話し手には80%、ゲルマン語の話し手には63%、スラヴ語の話し手には27%がすぐにわかるだろう」(「エスペラント」田中克彦・P77‐)ともいわれる。

日本語からの出自はひとつもないらしいから、語彙習得は日本人に大変不利である。

が、中には日本人でもわかる単語、すなわち学校で習った英単語から連想ができる単語もある。冒頭の画像をみるとわかるだろう。他にもたとえば

1月 januaro
2月 februaro
3月 marto
4月 aprilo
5月 majo
6月 junio
7月 julio
8月 aŭgusto
9月 septembro
10月 oktobro
11月 novembro
12月 decembro

というのもなんとなくわかる。ただし、こういうのはごく一部なので、日本人がエスペラントを学ぶには、語彙をいっぱいとにかく覚えなきゃいけない。じじぃには大変なのだ。

また、英語のような綴りのむちゃくちゃはない。すなわち、発音と綴りの関係が一定(1文字1音の原則)であり、話した通りに書けること、すなわち正書法が確立しているのだ。この点が実にすばらしい。

文法

このようにエスペラントの語彙を学ぶのは大変だが、文法もそうかというと、そうでもないらしい。日本語は膠着型だが、エスペラントも同じだからである。だから、この点は日本人にたいへん有利である。

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