「人間のための街路」(バーナード・ルドフスキー)の中の「風景」を訪ねてみた

「人間のための街路」の著者であるB・ルドフスキーは、「西欧文明を覗くためのバックミラーであるイタリアをはじめ、ヨーロッパ、アジア、アフリカに及び10余の国々の街路と、そしてそこに営まれている豊かに人間的な生活とを(この本で)紹介してい」ます。

本の中で出てくる写真は一昔前のものですが、今はどうなっているのか。現況を知りたくて探してみました。中には見つかったものもありますが、見つからなくて、それと似た、あるいは同趣旨の「風景」を探してみることにしました。

「人間のための街路」表紙に描かれている「風景」

人生を楽しむための散歩の話

クルマが都市の景観を台無しにしてしまうという話

以下は現代の作品。

こちらがかつての名工の作品。

宇沢弘文はこう書いている。

自動車を中心とした経済、社会は、人間的にも、文化的にも、きわめて魅力のとぼしい、殺伐としたものとなっている。このことはとくに都市において深刻である。もともと、文化の形成は、人間と人間とのコミュニケーションを通じてはじめて可能となるものである。また、人々の生活もまた、このような人間的接触を通じてはじめて、うるおいのある、ゆたかなものとなる。都市が、自動車を中心とするようなかたちでつくられるとき、このような人間的接触を最小化するものとなり、文化的水準を著しく低めることになる。

(「「豊かな社会」の貧しさ」P136‐)

汽車が輸送機関の切り札だった時代の話

街路の一部になっている本当のカフェ

天国への階段としての「バベルの塔」

19世紀のローマでは都市の街路は競馬場だったという話

街角の演奏会

ボンペイの街路にある踏み石の話

不思議な魅力がある迷路の町という話

1940年代のトラステヴェレの祝宴会の様子

小便小僧は、アメリカ合州国では敬遠されているの?

フライング・バットレスの話

街路を楽しむことができないニューヨーク市民の話

アメリカ人っていうのは即物的というか、せっかくの散歩のためにいっぱい趣向をこらしたブルックリン橋上の遊歩道を台無しにしてしまったらしい。

ベルニーニの「蜜蜂の泉」の話

シシリー島レオンフォルテの山岳都市にある、24の泉口と溝を備えた飲用の泉。

「人間のための街路」(B・ルドフスキー)

パリ街路の公衆便所の話

日本にだってある、戸外の暖簾のある食事施設

「自由業の権化」としての辻強盗の話

日本にはその「歩道」すら整備されておらず、こんなところを小学生に通学させていて、当たり前だと思っている

今は蜘蛛男(スパイダーマン)が感謝祭の主役

かつてはミッキーマウスとかだったけど、時代を反映してちょっと前は蜘蛛男。

街路上空にある可動式日除け

「人間のための街路」(ルドフスキ-)で紹介されている例は大阪商店街の風景だが、宮島にもある。スペインのセビリアにも同種のものがあるらしい。

『はつかいち』ぶらり」様のブログより拝借いたしました。

街路は祭りにふさわしい

「人間のための都市」とは、「人間のための街路」を中心に見据えた、基本は「歩く・自転車・路面電車」だ

 

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