交通事故証明書の甲・乙の見方

(証明書にもいろいろあるのですね。こちらは洗礼証明書)

甲・乙にどうしてこだわるのか

今年になってから2度弁護士と直接お会いするなり電話なりでお話する機会があった。いずれも地元の弁護士で、ひとりは相談者加入損保の顧問弁護士。もうひとりが、福井県であったもらい事故の勝訴判決を勝ち取った弁護士。交通事故の過失割合で揉めている件についての相談だった。いずれの弁護士も、事故状況についてはかんたんに聞くだけで、そんなことよりも関心があったのは、交通事故証明書の甲乙だった。すなわち、事故証明書の甲にはいっているのか、それとも乙にはいっているのか。事故状況よりもそちらのほうがたいへん気になるようだった。甲にはいっているとぼくが答えると、ひとりの弁護士は裁判をやってもむずかしいでしょうねと答え、もうひとりは受任しないと断りをいれてきた。

甲・乙は過失の大小とは無関係とは言うものの・・・

甲・乙についていまいちど確認してみよう。これが交通事故証明書である。

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見てのとおり、交通事故証明書には甲・乙の記載がある。そして、事故証明書の甲・乙の区分は、「過失の有無とそのていどを明らかにするものではない」と明記されている。にもかかわらず、弁護士は甲か乙かに異常にこだわる。

実際は過失の大小によって付けている

タテマエはともかく、実際は、過失が大きいほうが甲、過失が小さいほうが乙という記載分けがされているからである。それもかなり厳格に。だから、弁護士はそのことにこだわるのだし、保険会社も、事故証明書を取り付けて、当該事故について警察がどちらが過失が大きいと捉えているのかを推測するために、必ずこの甲乙をチェックしている。

肝心なことがネットでは書かれていない

ところが、この、肝心要のことについてネットで検索してもほとんどそれに答えてくれる情報がないのだ。せいぜいが、甲は過失が大きいほう、乙は過失が小さいほうと書いてあるだけである。しかし現実には過失割合に争いがあってまだ決められないものもあるはずだ。だから、そういうことも含めて、もっと具体的に、どんなふうにして事故当事者の一方を甲に入れ、他方を乙にいれているのか、過失の大小というような抽象的な言い回しでなくて、もっと具体的に警察の運用方針について言及しているサイトはひとつもなかった。

甲・乙はどんなふうにして入れているのか

そんな運用方針なんてそもそもあるのかと思われる方がもしおられたなら、それは事故証明書を見ていない証拠である。何十枚ていど見たってわからない。何百枚、何千枚見ていれば、そこにはっきりした運用方針らしきものが見えてくるはずだ。

運用方針の第一

過失の大きい方が甲、小さなほうが乙。

運用方針の第二(第一の例外)

事故証明書は事故発生から2~3週間で発行されることが多い。つまり、捜査終結前に発行されるのが普通くらいに考えたほうがいい。そして、事件が終わっていない段階なら、どちらが過失が大でどちらが過失が小なのかもまだ確定していない―――ことも少なくない。

「確定していない」とは、たとえば、信号のある交差点でのいわゆる右直事故で信号関係に争いがある場合である。一方は青信号で入ったと言い、他方は右折可の信号で右折したと主張している場合、まだ事件は終結していないのだから信号関係もまだ決まっていないということである。したがって、どちらがより過失が大なのかも決まっていない。そこで、このばあいは、便宜的に右折車側を甲にし、直進車側を乙にしている。これは、本来は信号の色で決しなければいけないのだが、そのことに争いがあり現段階では不明だから、信号の色を無視して、仕方なく直進車優先という原則で甲乙を記載することにしている。

では、双方信号青・青主張の場合はどうか。これはどっちを甲にし、どっちを乙にしていいのかわからないので、この場合は、過失の大小とは無関係に甲乙をいれる。対向車同士のセンターオーバー事故で、車道中央付近が衝突地点のばあい、双方が相手がセンターオーバーしてきたと主張している場合もこれと同じ扱いになる。

いわゆる多重事故についてもここで一言しておきたい。多重事故か、それとも単独事故が何の因果の関係もなく複数発生した事故なのかの見分け方である。警察が多重事故だと判断しているなら1事故扱いで事故証明書1枚で記載され、別々の事故だと判断しているなら、2事故以上の扱いになるから、事故証明書が複数枚になる(注)。警察の判断がどっちなのかを知るために、これも大変重要である。

運営方針の第三

たとえば歩行者とクルマ事故で、歩行者側に怪我がある場合は、過失の大小とは無関係にクルマ側を甲にしている場合が多い。

以上は、ぼくが当初抱いた推測がもとになっているが、その後、警察官からぼくの推測がどこまで正しいのか裏をとったものなので、間違いない(ただし、警察組織全体の統一意見ではない。交通課の個々の担当者に確認したレベルである)。

事故証明書の記載は必ずしも正しくないこともある

ところで、この交通事故証明書は裁判で事故がいつ・どこで発生し、その当事者がだれなのかを示す証拠書面になる。しかし、そのことと、その記載が正しいかどうかはまた別問題である。ぼくがこれまでに経験した例をお話しよう。事故証明書記載の事故現場と実際の事故現場が違っていたことが何度かあったからだ。

現場を写真撮影するため事故証明書に記載された事故現場に出向く。だが、その現場は、事故があったというのにその痕跡らしきものがまったくなかった。おかしい。それで事故の当事者に確認してみたところ、いや、そこじゃなくてもうひとつ隣の交差点だというのである。警察に行って、本当にここが事故現場なのかと確認したら、間違えた、申し訳ない・・・ということがあった。もちろん、事故証明書の訂正をしていただいた。

こういうことは警察が現場臨場していないときにとくに起こりやすい。軽微な物損事故だと、こういうことが起こりえるのだ。警察は物損事故にまったく無関心だから、こういう場合は現場に行かず、事故当事者を警察署や交番に呼びつけて、道路地図上でここだなと確認するだけ。このケースもまさにそうで、田んぼの中の交差点だったから、ひとつ隣の交差点に間違えてしまったのだ。

他にも、事故当事者を間違えていたということがあった。これは警察のミスではなくて、運転者のすり替えである。保険金詐欺事例ではよくあることだ。

警察から多重事故を単独事故2つにされた場合はどうするか【17・03・16追記】

交通事故証明書の見方に習熟しているかどうかで過失割合がどれほど大きく違ってくるのかの好例を示したい。たとえば先のところで、警察が多重事故と考えているのか、それとも何の因果の関係もない単独事故が複数発生した事故と考えているのかの見分け方として、事故証明書の枚数に注目してほしいと書いた。以下のコメントは別記事に付したものだが、習熟していない「交通事故専門家」なら、警察が事故証明書に単独自損事故扱いしている時点で警察がこんなふうに考えているのだからとあきらめてしまう。その結果、相手に過失を問える事例であるにもかかわらず、100%自腹を切ることになる。しかし、当事務所では決してそうはならない。

東名高速
2017年 3月 14日
初めまして本日仕事の移動中に非接触事故を起こしてしまい
どうしたらよいのかわからず
色々なサイトを観覧していましたらこちらにたどり着きました
誠に失礼ながら質問よろしくお願い致します。

高速道路80キロ程で走行中に事故は起こりました。

スポーツ系の仮ナンバーを付けた5台位のグループの
自分の前方を走る一台の車のクラッシュに巻き込まれた形になります。

車間距離もある程度あけてはいたのですが
前方の車がいきなり煙を上げ左右に振られクルクル回転してしまいました
瞬時に何が起こったかよく分からずブレーキをかけるタイミングが少し遅れた意識はあります
とっさに衝突を避けようと
急ハンドルと急ブレーキで運転の自由が無くなり
相手との衝突は避けられたのですが
自分の車が中央分離帯に衝突してしまい大破してしまいました。

その後チームのような仮ナンバーの軍団がクラッシュした車に駆け寄り
車屋のようでその運転手にいれじえをしたようです

自分は一応車から降りガードレール外に避難しましたが
警察が来る前に事故車のみを残して去っていってしまいました。

警察の事故検証が始まり
事情を説明しましたが
車間を開けていれば十分止まれたでしょ?
の一点張りで別々の事故、自損事故
で処理されました
JAFで自分の車両を移動させて休憩していると
だんだんと体調がわるくなり救急車を呼びました

かなりのスピードでガードレールに衝突しており
車両はバン系なのでフロントガラスに思い切り頭を打ち付け流血しており病院で検査してもらうと額にガラスが入っていたり、どうやら肺に傷があるらしく検査入院になってしまいました。

病院が事故処理をした警察に電話をしてくれたようで後日診断書を持って行く約束をしましたが

単独事故扱いになってしまうのでしょうか。
当然会社の保険を使いますが
相手に相当の因果関係を感じます。

今後どのようにアプローチして行けばよいでしょうか?
よろしくお願い致します

 

ホームズ事務所
2017年 3月 16日
たいへんお困りのようですね。回答します。

警察が自損事故扱いにしているのなら、事故証明書を取り付けてください。相談者の自損事故と相手の自損事故のふたつです。事故の発生時間と事故場所を確認し、いずれも近接していることをまずは確認してください。

このような事故状況なら、相手車がくるくる回っていてどのように対応しようか迷いを生じるのは当たり前のことです。その結果、危険回避がちょっと遅れるくらいはふつうにあることです。まして高速道路上の事故なのです。スピードが出ているわけだから、車間距離が多少あったとしてもそれは瞬時になくなってしまうものです。高速道路上では落下物でさえ落とした側に過失が問われる。いわんや、この事故状況においてをや。

ということで、高速道路上の巻き込まれ回避のための非接触事故や雪道の前車のスリップによる後続車の回避による非接触事故については、前車の動きが不安定・予測不能なところがあり、事故との因果関係が認められやすいことを覚えておいてください。

繰り返しますが、この事故状況なら非接触であっても事故との因果関係を認めてしかるべきです。警察が自損事故扱いをしているにせよ、この場合は無視してかまわない。警察に確認するのは、たとえば前車の事故発生時間と同じか1分程度の遅れであること。事故場所が近接していること、この2点です。

ぼくが調査をやっていたら、当然に非接触事故扱いですね。ただし、過失割合は相談者のほうが大きい可能性があります。

交通事故証明書の入手方法

事故証明書の入手方法については他のサイトでふつうに書いてあることだからこれまでは省いていたが、かんたんに触れておきたい。

交通事故証明書は自動車安全運転センターから発行されており、事故当事者等の申請で交付される。事故があった事実および当事者等がこれにより証明される。

交付申請できる者とは、交通事故の加害者、被害者のほかに、交付を受けることについて正当な利益を有する者(損害賠償の請求権者である親族、保険の受取人、保険会社など)であり、事故を扱った警察署、事故の日時、場所等を申請書面に書いて、手数料(1通600円)を、運転センター窓口で支払えばその場で交付してもらえる。

【交通事故証明書申請用紙】
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また、警察署や交番、駐在所等に郵便為替申請用紙が備え付けられていて、その用紙に必要事項を記入して郵便局で振替手続きを行えば(別途、払込料金がかかる)、郵送で入手することもできる。

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他にも、事故当事者ならネット申請できる。自動車事故安全センターHPの申請フォームに入力する。この場合の料金は、コンビニもしくは金融機関のペイジー等による支払いになる。

以上の情報は、(「交通事故訴訟」・民事法研究会・P585―による)

交通事故証明書が出るばあいと出ないばあい

いわゆる非接触事故についても、加害者に一定の責任が認められれば「誘因事故」として事故証明書は出る。また、加害者が明らかでない場合については、事故の相手を「路面」とすることで証明書が発行される。もちろん、電柱などにぶつけたというような自損事故でも事故証明書は発行される。

事故証明書にも時効がある。5年。5年の時効が気になるような事故とは、どんな事故なのかぼくにはさっぱりわからないが、警察への事故届けが遅れて、事故があったかどうか不明な場合も事故証明書は出ない。事故届けは早めに。

道交法違反と民事上の過失との関係

道路交通法の違反行為によって交通事故が発生したときは、過失が事実上推定されることが多い。しかし、そのような刑事上の判断がそのまま民事上の判断と一致するわけでもない。すなわち、刑事上無罪だから、民事上の賠償責任もないということには必ずしもならない。

「道路交通法を遵守していたとしても、過失がなかったとまではいうことができない。道路交通法は、一般的・定型的に守るべき義務を定めているにすぎず、当該事案においての結果回避義務を定めているわけではないからである。つまり、過失は、具体的な結果の予見可能性と回避可能性、その回避義務違反によって判断される。これに対して、道路交通法は、抽象的危険をどのように防止するかという観点から定められている。道路交通法に違反していないこと、すなわち、過失がないことにならないのはそのためである」(「交通事故訴訟」・民事法研究会・P43)

逆に、道路交通法に違反しているけれども、民事上の責任が問われないケースだってある。

たとえば轢き逃げは、道路交通法の救護義務違反と自動車運転過失致死傷罪の2つの罪の併合罪が成立する。民事では慰謝料の増額事由にもなりうる。しかし、当て逃げの場合は、一般的には民事上の慰謝料増額事由にはならない。

事故被害者の中には、加害者が当て逃げしたから過失が膨らむと考えたり、慰謝料の請求ができると考えている人もいるけれども、当て逃げも轢き逃げも事故後にやったことという点では同じだけれども、民事上の評価という点ではこのように違ってくることをぜひ覚えておいてほしい。

まとめ

念のために強調しておきたいのだが、交通事故証明書の甲乙の記載は過失の大小によって記載されるが、その内容は絶対的なものではなく、あくまで過失の大小が推測できるだけである。その記載だけで過失の大小が決定されるわけではない。決して間違わないでほしい。

しかし、冒頭でも述べたように、弁護士は甲か乙かに異常にこだわる。同様のこだわりは、たとえば警視庁交通鑑識業務に長年従事した藤岡弘美氏の著書である「交通事故調査の手法・手引き」(保険毎日新聞社・P60)においてもみられる。

(双方青・青主張の)場合、現場調査に基づいた各資料から総合的に判断検討して、結論を導くより方法はなく、このような事故にあっては取扱い警察においても、双方の冷却期間をおく等その処理期間が長期にわたり、警察調査においても結論を導き出すことはできない。この場合「交通事故証明書の当事者別または事故態様別欄記載事項」を参考とし、後に科学的に結論付ける方法しかない。

したがって、甲・乙がどのような記載方法によっているかの予備知識を持っているかどうかは重要である。もしそのことがわかっていないと、どっちを甲にし、どっちを乙にしていいのか決められないため、便宜的に甲・乙を振り分けている場合があるにもかかわらず、事故証明書の甲乙の記載を絶対視してしまうということになりかねない。当記事ではそのすべてについては情報開示しなかった。担当の弁護士さんに聞いてください。え、知らない???

【16・7・25追記】
もう1つ、重要なことを書き忘れていた。下の航空図をみてほしい。

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「兵庫県川西市向陽台3丁目11-73」とか書かれているのがわかるかと思う。この住所は事故証明書の「発生場所」の記載にしたがって検索したものである。どんな事故だったのか。T字路交差点を突き当たり路側に右折した自転車が突き当たり路からT字路交差点に向けて進行していた車と衝突した事故だった。

この種の事故のばあい、過失割合に大きく影響するのはどちらが相手車線に進入したかである。事故証明書では衝突地点に最も近い地番を記載することがルールになっている。「兵庫県川西市向陽台3丁目11-73」とあるが、これは自動車側の車線寄りの番地である。このことから、以下の推定が可能である。

当該事故は、自動車側の車線上が衝突地点である。自転車が相手自動車にぶつかってきた事故だということになる。したがって、基本的には自動車が乙、自転車が甲だが、もし自転車側に怪我があったばあいは、必ずしもそうはいえない―― という推測である。

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コメント

    • lucky
    • 2016年 5月 30日

    こんばんは。

    「たとえば歩行者とクルマ事故で、歩行者側に怪我がある場合は、過失の大小とは無関係にクルマ側を甲にしている場合が多い。」と私も思っていました。

    ところが、今月重過失の調査案件の事故証明書は、赤信号を無視し酩酊していた歩行者を甲、自動車を乙でした。
    でも、そうするとどちらの過失が大きいか明らかだと思いました。

    • ホームズ事務所
    • 2016年 5月 31日

    luckyさん、コメントありがとうございます。あまりにコメントがつかないので、コメント欄がひょっとしてなにか機能不全でも起こしているのかと思っていましたが、違うようですね(苦笑)。

    luckyさんのご指摘の件ですが、ぼくも歩行者が甲になっていた場合があったので、「多い」として、例外的に、歩行者が甲になるばあいがあることを暗示したつもりでした。

    実を言うとこの記事を公開する前に、自宅に一番近い交番に行って、歩行者の当事者の事故で、どういう場合に甲にいれて、どういう場合に乙に入れるのか聞いたのです。ところが、窓口にいた警察官らしいおっさんが、私は警察官じゃないからわからんとか言い出して、本署の交通課に行って聞いてくれというしまつ。交番の窓口とかにアルバイトのおっさんがいることは知っていたけれど、そのときもそうでした。結局、交通課には行かず、確認を怠ったまま当記事を公開したしだいでした。

    たぶんですが、luckyさんの事例にもあるように、信号無視で飲酒による酩酊状態という罪責の重さが関係しているのは間違いないのでしょうが、そのメルクマールがどこにあるのかがよくわかりません。luckyさん、ぼくの横着かもしれませんが、こんど、機会がありましたら、そのあたりのところも聞いていただけるとありがたい。

    • lucky
    • 2016年 6月 01日

    実は、警察へ聞きに行ったのですが、甲乙の過失の軽重は回答できないと交通課課長からいわれてしまいました。

    ほかの案件で甲乙についても聞いても「どちらかを先にいれないと書類が作れない」「五十音順」「年齢順」などがありました。
    内部規程がいろいろあって大変だなあと思いましたが・・・。

    ところで、アルバイト警官っているんですか?
    初めて知りました。

      • ホームズ事務所
      • 2016年 6月 02日

      luckyさん、わざわざご苦労様でした。やっぱり教えてくれませんか。役職がつくほどしゃべらないですね。むしろ現場にいる巡査レベルだと、自分はこうやって甲乙を入れたと率直に話してくれますね。

      アルバイト警官についてですが、うちの親戚で公務員を退職後、警察署の窓口業務についていた人もいました。そういう人たちのことです。誤解するような表現だったのですいません。警察官をアルバイトでやっているというのではなくて、警察署や交番で窓口対応をしている定年退職者の方という意味です。そういう人がときどきいます。

    • 保護者
    • 2016年 6月 22日

    こんにちは。
    甲乙にそんな意味合いがあったのですね。
    2ヶ月ほど前に息子(バイク)が車と事故をしましたが
    息子には当時の記憶が飛んでおり、おかげで日常的にどうしているかと言う事しか主張できず、
    相手の保険屋には相手の主張だけで話を通されそうな雰囲気です。直進どうしの事故で息子に一時停止があり、一燈機の信号(息子赤点滅、相手黄色点滅)がある交差点での出会い頭の衝突でしたが、事故証明書には乙の欄に息子の記載がありました。あちこちネットで調べても残念ながら効力はないとあったので実況見分調書を取らないとと思ってますが、保険屋によっては有利な情報なら活用してくる事も有るんですねね。因みに、調書を取るべく担当警察署に電話してみたら受付のおじさんは何にもわからないと一点張りでした。
    交通課に繋いでもらって送致番号を聞こうとしましたが、そちらでも、刑事書類の謄写なんか出来ない。聞いたこともない。他の隊員にそんなの出来ないよね?なんて確認をされてたのも電話口から丸聞こえで、受付のおじさんの件は納得しましたが警察官すらバイトなのかと思えてしまいます。

      • ホームズ事務所
      • 2016年 6月 23日

      「息子赤点滅、相手黄色点滅」は、事故状況として確定していることなのでしょうか。それと、息子さんの一時停止も。息子さんのほうが「赤点滅」だと、ふつうは息子さんのほうが過失大になる。したがって、事故証明書では息子さんが甲であるはずなのに、乙になっている。

      乙になっている理由(修正要素は考慮外)。
      ひとつ。バイクの一時停止が認められたため。

      ひとつ。息子さんが怪我をしているため。

      ということで、前者であることの確認のために実況見分調書を入手したいということなのかなあと思います。限られた情報からはそのように読めます。

      送致番号については電話じゃ普通答えてくれないんじゃないでしょうか。警察まで行かないと。刑事記録の謄写については警察ではできません。検察庁に行ってください。

        • 保護者
        • 2016年 6月 23日

        息子だけが怪我をしています。
        調書の時は記憶がないので、いつもどーしてるか確認があり、一時停止無し減速のみと報告。
        怪我をすると息子の方が過失が多くても乙になるんですね。
        そーなると、事故証明書の甲乙は曖昧で、効力が無くても納得です。

        調書は息子に記憶ない為か、保険屋は息子は減速無しの8割だと主張、警察からはお互いに減速して同速度の事故でしょうとの説明だったので確認までに見てみようか
        と思ってます。調書もずさんだとよく書き込みされてますが、それで確定されてるならどうしようもないかなと思えます。

        送致番号は調書に同席した時の雰囲気から予測できましたが、もしかしたら直接来てと言って下さる方が居るのでは?と儚い希望を持ちダメもとで聞いてみました。実際は予想通りでしたけど。検察庁に閲覧可能か聞いてみます。

        ありがとうございます。

    • GON
    • 2016年 7月 25日

    大変参考になりました。
    娘がこの間巻き込み事故(娘直進、相手左折自転車専用青信号横断中、相手のトラックの前タイヤに巻き込まれ)
    まだ2度目の泣きはありませんが、
    不思議なことに事故証明書は私(父)はすでにもらったのですが、相手方保険屋は「まだもらえていない」(事故後約20日現在)とのこと。保険屋は最初「うちらで取り寄せます」と言われたのですが、真相を知りたかったため保険屋に内緒で直に取りに行きました。これって一通しかでないんですかね?
    別冊判例タイムズ38号も購入し10:0ではと思うんですが、向こうは9:1と言って来たり「交通事故、自損事故、第三者(他人)等の行為による傷病(事故)届」の過失度合いは空欄にしておくってきたり、、。
    まもなく2度目の泣きがくるかもしれません。

      • ホームズ事務所
      • 2016年 7月 26日

      娘さんのお怪我のほうはどうだったのでしょうか。トラックの巻き込まれ事故というと悲惨なケースが少なくありません。もし重症でなければいいと思いつつ、いずれにしろ損保との交渉ごとは、GONさんも大変そうですね。

      事故証明書は関係者なら請求できます。もちろん相手損保は請求できるから、1通ということはありません。

      >向こうは9:1と言って来たり

      損保は過失ゼロの事故を認めたがりません。示談の最初なのでそのように言ってきたのだと思います。1割の過失だと評価した事実およびその理由が何かを明示していただくことです。

      もしわからないことがありましたら、いつでも質問してください。

        • GON
        • 2016年 7月 26日

        ありがとうございます。
        こういったところがあるととても助かります。
        よろしくお願いします。

          • GON
          • 2017年 4月 13日

          この間娘の事故の件で保険屋と話し合いがありました。
          用紙を見せられ交通費はお子さんが載ってないとそれ以外は無理だの
          そちらにも過失が1割あるなどと言われかなりひかれていました。
          本当に2度泣きたい気分です。
          判例タイムズでは1:9となっているとのことでしたが、自転車専用道路があれば-5といったんですけど、「それはなかった」と言い切ってました。その写真を見せると「たとえあったとしても横断歩道で事故だったら無効ですよ」と話を着てくれません。
          見舞いや物をもっていかなくてはいけないときも「本人が通院だけが支払いになるので、見舞いやそれ以外はカウントされません。ですからひと月毎日行ったとしても入院と退院の2回までです」とのこと、、、
          あ~本当にどうしたらいいんでしょうか、、、、泣きたいです。

            • ホームズ事務所
            • 2017年 4月 17日

            お返事遅れてすみません。

            >用紙を見せられ交通費はお子さんが載ってないとそれ以外は無理

            お子さんは重傷だったのでしょうか、傷病名や入院状況等がわからないので回答できません。見舞いについては、被害者の症状(足の骨折等で歩行困難であるなど)または被害者が幼児である(1人では通院できないため)等の理由がある場合に限られます。そのあたりはどうだったのでしょうか。

            過失割合の当不当については、事故現場の確認ができないため、コメントできません。せめて、事故現場の「住所」と、事故状況を教えていただかないことには。

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後遺障害をふくめた交通事故に関する相談や記事に関する質問・感想等、気軽にご連絡ください。可能な範囲でお答えします。ただし、根拠を示さない批判や記事の削除要求は論外です。

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